精米歩合1%、純米大吟醸のその先へ

100年後の日本酒の未来に
まばゆい光が当たることを祈って
高精白の限界に挑み、日本酒業界の新たな扉を開いた「光明」。
そして、その骨格の強さ、味の厚から酒米の王と呼ばれる「山田錦」。
2016年に挑戦した出羽燦々に比べて、柔らかく1%精米が難しい山田錦を、約2ヶ月半もの時間をかけて直径1mmまで磨き上げます。
透明感と洗練された上品さの中にも、しっかりと米の旨味や甘味を感じさせる、山田錦の風格を最大限引き出した味わいに仕上げることができました。
また、低温で熟成させることで風味が整いより洗練された味わいになるため、時の経過と共に変化する味わいも含めて、楽しんでいただける逸品です。
商品情報
- 原料米
- 山田錦100%
- 精米歩合
- 1%
- 使用酵母
- 山形KA 協会1801号
- アルコール度数
- 15度
- 日本酒度
- -2
- 酸度
- 1.3
- アミノ酸度
- 0.6
- 内容量
- 720ml
味わいマップ

おすすめの飲み方
- 原料米
- 山田錦100%
- 精米歩合
- 1%
- 使用酵母
- 山形KA 協会1801号
- アルコール度数
- 15度
- 日本酒度
- -2
- 酸度
- 1.3
- アミノ酸度
- 0.6
- 内容量
- 720ml
開発ストーリー
日本酒はもっともっと
価値のある存在だ

より高いステージを目指して
酒米の王様”山田錦”を
わずか1%まで磨き抜く技術
未だかつてない超精米の日本酒の景観
わずか1mmにも満たない小さな球体となった酒米と、蔵人の繊細な醸造技術が合わさり生み出された純米大吟醸「光明」。「楯野川 純米大吟醸 光明 山田錦」は、フレッシュさが特徴の出羽燦々には出すことのできない、豊富な米の旨みを芯に蓄えた山田錦を使用しています。酒米の中では比較的柔らかく、精米歩合1%を実現するのは難しい「山田錦」を、楯の川酒造の蓄積された自社精米の技術で、より慎重に、そして丁寧に磨き上げています。
1%まで磨き上げたことによる澄み切った透明感と洗練された上品さの中にも、山田錦の米の旨味や甘味、そして芳醇な香りと味の幅を感じることができます。そしてその風格に体が震えるような感動を沸き起こします。

時間軸という付加価値で
新しい境地を
山田錦は王者、醸し出される酒には、その風格と厚みがあります。なおかつ、冷蔵庫で熟成させても3年や5年は余裕でその酒質を保ち、時間をかけて寝かせることで風味が整いまろやかになって、むしろ洗練されて落ち着いていきます。
光明山田錦には、精米歩合1%の価値の高さに、時間軸という付加価値をつけ加え、新しい境地を切り拓いていけるそのポテンシャルが大いに込められた最高峰の酒だと自負しております。

楯の川酒造六代目蔵元
佐藤淳平
1%まで米を磨くということは突拍子もないことのように思われるかもしれないが、そこまで磨くことができる自家精米のノウハウや技術があれば、どのような精米歩合でも何ら怖くはない。
今後どのような米の品種であろうと、どの精米歩合であろうと、問題なく対応できるということも言える。
精米歩合1%。それは日本酒の新しい扉、開けてはならない扉を開けてしまったのではないかとも思うが、もっともっと日本酒は、価値ある存在になれるし、なるべきだと思う。

蔵人からのコメント
楯の川酒造のチャレンジは尽きません。山形県の酒米「出羽燦々」で醸した光明を、もし酒米の王様「山田錦」で醸したらどうなるのか。それを形にしたのが『光明 山田錦』です。
出羽燦々より軟質米である山田錦は、1%まで精米するのにより一層丁寧に、時間をかける必要がありました。苦心して仕上げたお酒は、山田錦の芳醇な香り・味の幅に、究極の透明感を併せ持つお酒に仕上がりました。
他では味わえない、風格・気品のある世界をご体験ください。