「酒米の王様」を贅沢に8%まで磨く

さらなる日本酒の高みへ
純米大吟醸の極限
持ち得るすべての技術と情熱を注ぎ 2013 年にこの「極限」が誕生して以来、当蔵を象徴するお酒として牽引し続けてきた逸品です。今回の極限は2021年に完成した新仕込み蔵で、良質な製造環境において醸造しました。酒米の王様「山田錦」100%をおよそ40日間かけて、わずか8%まで丁寧に磨き上げ、小仕込みにより 0.1℃単位まで細かく醪の管理をしながら醸しています。
ラベルは上杉藩の御用紙として使われていた山形の工芸品「深山和紙」を使用して、強靱でありながらやわらかな風合いと温かさを表現し、上質な白の化粧箱は華やかさとフレッシュさを演出いたしました。
商品情報
- 原料米
- 山田錦100%
- 精米歩合
- 8%
- 使用酵母
- 山形KA 協会1801号
- アルコール度数
- 15度
- 日本酒度
- -2
- 酸度
- 1.2
- アミノ酸度
- 0.7
- 内容量
- 720ml
味わいマップ

おすすめの飲み方
- 原料米
- 山田錦100%
- 精米歩合
- 8%
- 使用酵母
- 山形KA 協会1801号
- アルコール度数
- 15度
- 日本酒度
- -2
- 酸度
- 1.2
- アミノ酸度
- 0.7
- 内容量
- 720ml
開発ストーリー
薫り高く華麗な
日本酒の宝石を味わう

極限まで磨き込んだ日本酒の宝石
純米大吟醸を極める蔵元が
生んだ自信作
類をみない贅沢な味わい
1本に必要な玄米はなんと9kg。米の良質な部分だけを40日かけて直径2mm、8%まで磨き上げることで凝縮しています。生まれたのは一般的な純米大吟醸とは別次元の美味しさです。
米の旨味とコクとの絶妙な調和バランス。香り、繊細さ、膨らみ、余韻を兼ね備えたその味わいはまさに、”日本酒の宝石”と呼ぶにふさわしい風格。

究極の酒造りへの
飽くなき挑戦
日本酒の最高位カテゴリー「純米大吟醸」。そのほとんどが精米歩合35%までの商品であり、高精白と呼ばれる商品でも18%程。
精米歩合だけが日本酒に価値を付与するものでなく、単なる競争を仕掛けたい訳でもない。精米1桁台の米で、上質な米の旨味がありつつ、繊細で透明感溢れる良い酒を造るための挑戦心がそこにはあります。

楯の川酒造六代目蔵元
佐藤淳平
綺麗で繊細で良い酒を造るためには、精米歩合のパーセンテージは低い方、より磨いた方がいい。それは、自分に言わせれば山登りと同じ感覚だ。3合目と5合目でも見える景色は全然違うし、澄んだ空気の中、下界を見おろすには高いところまで登った方が綺麗に見えて気持ちいい。それと同じ感覚なのだ。私は綺麗なお酒が好きだ。米を磨いて醸した方がお酒は綺麗に仕上がる。綺麗なお酒を楽しむためには、精米歩合の階段も上へ上へと、登らなくてはならない。そのように私は確信している。

蔵人からのコメント
はじめて1ケタ台高精白に挑戦し、超高精白でのお酒造りの礎となったお酒です。 精米歩合10%を切るほど粒が小さくなると、今までの酒造りの常識が通じなくなるため、従来の製法を一から検討し直しました。それでも、温度や水分の調整を少しでも間違えると発酵が進まず、最終的にお酒にならないリスクを抱えての酒づくりでした。 新しい次元で、山田錦の風格をお楽しみください。