精米歩合1%、純米大吟醸のその先へ

前人未到の精米歩合1%
日本酒の新たな境地を切り開く
2016年、日本酒業界で初めて「精米歩合1%」 に挑戦した一本。 契約農家の方々が丹精込めて育て上げた、山形県産の出羽燦々をおよそ1800時間、75日もの時を費やし直径1mmまで磨き上げ、持ちうる技術を全て使い、想いを込めて醸しあげた日本酒です。 香りは穏やかですが、酒米の味わいやボリューム感をしっかりと感じられます。 また5度程度まで良く冷やし、ワイングラスでお楽しみください。 未だかつてない極めて繊細で洗練された味わいを、心ゆくまでご堪能ください。
商品情報
- 原料米
- 出羽燦々100%
- 精米歩合
- 1%
- 使用酵母
- 山形KA 協会1801号
- アルコール度数
- 15度
- 日本酒度
- -1
- 酸度
- 1.4
- アミノ酸度
- 0.6
- 内容量
- 720ml
味わいマップ

おすすめの飲み方
- 原料米
- 出羽燦々100%
- 精米歩合
- 1%
- 使用酵母
- 山形KA 協会1801号
- アルコール度数
- 15度
- 日本酒度
- -1
- 酸度
- 1.4
- アミノ酸度
- 0.6
- 内容量
- 720ml
開発ストーリー
日本酒はもっともっと
価値のある存在だ

技術の限界に挑戦する意味
前代未聞の挑戦から
見えた光明の光
未だかつてない超精米の日本酒の景観
日本酒はなぜ精米歩合35%程度が良いとされているのか。根拠はどこにあるのか。 高精白を可能にする技術力があればこそ、他の蔵には無い"個性"が生まれました。 精米技術を高め、不可能を可能にしていく。楯の川酒造が妥協せず、手間、コストを度外視した挑戦をするのは、日本酒はもっともっと価値ある存在になるべきだと考えるからです。 "米を磨き抜く"という一つの答えを示すことで、凝り固まった日本酒業界の常識に大きな風穴を開け、それらを破壊したものと自負しています。

日本酒未来の
まばゆい希望の光
「光明」の名は、「前例のない挑戦によって新境地への扉が開き、これから先の 『日本酒の世界』 に明るい希望の光がさすように」という願いを込めて命名いたしました。
これまで多くの酒蔵が挑戦して来なかった高級酒への道のり。これまでの日本酒とは全く違った世界からもたらされる、極めて繊細で透明感のある味わいの奥に感じられる出羽燦々らしいフレッシュさを、心ゆくまでご堪能ください。

楯の川酒造六代目蔵元
佐藤淳平
1%まで米を磨くということは突拍子もないことのように思われるかもしれないが、そこまで磨くことができる自家精米のノウハウや技術があれば、どのような精米歩合でも何ら怖くはない。
今後どのような米の品種であろうと、どの精米歩合であろうと、問題なく対応できるということも言える。
精米歩合1%。それは日本酒の新しい扉、開けてはならない扉を開けてしまったのではないかとも思うが、もっともっと日本酒は、価値ある存在になれるし、なるべきだと思う。

蔵人からのコメント
楯の川の粋を集め、製法・道具・設備を何から何まで見直してチャレンジしたことで生まれました。吟醸王国・山形県が開発した酒米「出羽燦々」は、高精白にも耐えうることができます。
しかし、精米1%への挑戦は前代未聞でした。最も苦労した点は、大量の玄米を均一に精米することです。
タンク一本を仕込むために必要な玄米は、毎年、単一契約農家の「出羽燦々」のみを使用し、二カ月半もの時間をかけて極めて丁寧に精米をします。そうして生まれた精米1%の酒米は正に燦々と輝き、農家と蔵人が一丸となって積み重ねてきた努力の結晶だと言えます。
思うように発酵が進まず不安な毎日を過ごしましたが、どうにか仕上がったお酒が果てしないクリアさと美しい香味を兼ね揃えているのを体験したときは、得も言われぬ感動がありました。未体験の領域をお届けします。