楯野川 純米大吟醸 涅槃 2023 720ml

価格 27,500(税込)

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ライスヴィンテージの個性
「涅槃」

【 装い新たにリニューアル 】

 

熟成の起点となるライスヴィンテージの個性と、経年変化を楽しむ日本酒としてお届けする「涅槃」。他にはない贅沢な体験を提供いたします。

楯の川酒造が3年以上の歳月をかけて復刻させた希少米の「惣兵衛早生(そうべえわせ)」を100%使用し、18%まで精米したものを、「山形KA酵母」にて醸し、装い新たにリニューアルしました。

惣兵衛早生は熟成に向いた品種で、米が本来持っている奥深い味わいは、熟成させることでさらにまろやかに、複雑かつ円熟を帯びた味わいに変化していきます。本作品のライスヴィンテージは2023年となります。ライス・ヴィンテージとは、原料米の収穫年を表します。熟成前のこの味わいも刻一刻と変化していきますので、1年先はどんな味わいになるか、そんなことも想像しながら心ゆくまでお愉しみください。

味わい特徴

控え目に香る穏やかな吟醸香、透明感のあるクリアな味わい、ほどよいボリューム。
綺麗さの中にしっかりとした芳醇さを併せ持ち、しなやかな酸味によりスッと消えていきます。

ミラノ酒チャレンジ 
3部門受賞

イタリア・ミラノで開催された日本酒品評会「ミラノ酒チャレンジ」において、楯の川酒造の『涅槃』が
・酒テイスティング部門「プラチナ」
・デザイン部門「ベストデザイン」
・フードペアリング部門「白身魚のカルパッチョ」の3賞を受賞しました。

ミラノ酒チャレンジは、1日目には酒テイスティング審査、デザイン審査が行われ、2日目のフードペアリング審査では、酒テイスティング審査で各料理・デザートに対して選ばれた40銘柄、計200銘柄の出品酒の審査が行われました。

なお、酒テイスティング審査に100名、デザイン審査に50名、フードペアリング審査に50名、延べ200名の審査員が参加されるという非常に大きな品評会です。
ぜひ世界で評価された味わいをご賞味ください。

商品情報

商品情報

原料米
惣兵衛早生100%
精米歩合
18%
使用酵母
山形KA
日本酒度
-2
酸度
1.5
アミノ酸度
1.0
アルコール度数
15度
内容量
720ml

味わいマップ

香り
穏やか
華やか
甘辛
甘口
辛口
濃淡
芳醇
淡麗
酸味
酸低
酸高

おすすめの温度

  • 冷酒
  • 常温

ストーリー

涅槃 - 2023BYの個性 ―

長い歴史と日本酒の融合

素朴で穏やかな味わいが特徴な惣兵衛早生ですが、2023年は猛暑に見舞われ硬く仕上っており、例年よりもお酒に味がのりにくい状態でした。

「どう味を引き出し、幅を出すか」という意味で、非常に慎重な作業と工夫を求められました。
惣兵衛早生の持つ、花のような優しく落ち着いた香りとみずみずしくピュアな甘み、品種改良される前の在来米らしい柔らかで落ち着いた佇まいを最大限に引き出したいー。

惣兵衛早生は新しく開発された酒米のような派手さやボリューム感はありませんが、楯の川酒造の190年の技術・経験により、2023BYの涅槃は、長く積み重ねられた歴史と日本酒との融合が体験できる、奥ゆかしくも洗練された味わいに仕上がっています。
 

ペアリング

味わい深い食材に寄り添う

和食ならば脂の乗った刺身や、丁寧に作られた牛テール肉の煮物。
日本酒と塩で炊いた鯛、穴子の天ぷらを、塩で。

または日本の野菜を用いた油脂穏やかなイタリアン、フレンチなど。
国産のナチュラルチーズとの相性も。
二日目以降も、変わらぬ風合いを保ち、味わい深い食材に寄り添いその良さを相乗効果で膨らませます。

おすすめ料理

穴子の天ぷらミモレットチーズ、チーズの盛り合わせ

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楯の川酒造の真骨頂 “磨き” が生む透明感をご体感ください

楯の川酒造の真骨頂
“磨き” が生む透明感をご体感ください

楯の川酒造では、よりよい酒造りを追求し、
日本酒造りにおける更に高い次元を目指すため、高精白に注力してきました。
綺麗で繊細で良い酒を造るためには、より磨いた方がいい。
その信念に基づき、より美しく
より澄み切った酒を目指していきます。

純米大吟醸

何故、磨くのか?

最低でも玄米を半分(=精米歩合50%)まで精米することで、『純米大吟醸』の規格を名乗ることができますが、
楯の川酒造では、33%、28%、18%、8%、7%、1%と『純米大吟醸』のカテゴリーの中でも更に磨いた原料米を使用しています。

何故、そこまで磨くのか?

ひとつめは、米を磨けば磨くほど日本酒の雑味となる成分が少なくなり、米本来の個性を活かした酒造りをすることができるということ。
ふたつめは、国内の米の消費量が落ち込む中、高精米の日本酒を造っていくことで、米の消費拡大の一助になると信じているからです。

「精米歩合だけがいいお酒の基準ではない」という声もありますが、
綺麗で繊細な味わいの日本酒を製造するためには、精米歩合のパーセンテージは低ければ低いほど良いと確信しています。
なお、精米の過程で出た米ぬかは、米油や米菓などの原料として余すところなく有効活用しています。