
【特集】希少米で醸すSHIELD シリーズの紹介

SHIELDシリーズとは
SHIELDシリーズとは
江戸時代に創業した酒蔵は多くあります。楯の川酒造も1832年創業です。現代は食用米と酒米が分かれていて、多くの酒米が開発されていますが、当時は酒造好適米(酒米)というカテゴリーはなく、各地で育てられた在来品種を使ってお酒を醸していました。
楯の川酒造がある庄内地方で、江戸後期〜明治期に広く見られた在来群の一つに「亀の尾」「惣兵衛早生」というお米があります。
1893年、庄内の阿部亀治が冷害下でも実った3本の穂を惣兵衛早生の株内から選び抜穂・増殖し、のちの「亀の尾」を固定化したと言われており、「惣兵衛早生」は近代良食味系の源流と言われています。
我々が普段食べているお米にも遡るとルーツがあり、日本酒という伝統文化に携わる私たちはこの再現をしたいと考えて、SHIELDシリーズは誕生しました。
2017年秋、山形県内の農業試験場に残っていた惣兵衛早生の種もみ1.9kgを入手し、復活プロジェクトを開始。3年の月日を経て、お酒を造れる収穫量を確保して「SHIELD惣兵衛早生」が生まれました。
日々、お米は品種改良されて美味しくなっていますが、江戸時代に思いを馳せながら、原点である古代米のお酒を楽しんでみませんか? 惣兵衛早生と亀の尾の飲み比べは、まさに二つの幻の米が出会う、特別な体験です。
SHIELD=守るという意味を込めて、私たちはこの米作り、酒造りを受け継いでいきたいと考えています。

SHIELD惣兵衛早生
庄内に古くから伝わる希少な米、「惣兵衛早生」。 楯野川だけが使用する唯一無二の存在感を放つ1本。 静かに立ちのぼる上品な香り、しなやかな酸味と奥行きのある複雑味。 重たさを残さない、洗練された味わいに仕上げました。

SHIELD亀の尾
「亀の尾」は数々の物語を紡いできた、幻とも呼ばれる稀少米です。 気品ある香り、甘みと酸味の調和、そして芯の通った濃厚でリッチな味わいを、楯野川ならではの軽やかさで表現しました。

本来の味を引き出す限定グラス
ステンレスは抗菌性・耐腐食に優れており金属臭がなく、お酒が持つ本来の味や香りを損なうことなくお楽しみいただけます。シルバーとゴールドの2色展開で、ゴールドは24金メッキ塗装です。SHIELDシリーズの飲み比べにぴったりです。